読後感想
「 オルタネイティヴストーリィ 」を読み終えました。と、いうことで読後感想をば。
一言で言うと、これぞ まさに二次小説!というべきか。とても面白く読ませて頂きました。
原作世界の中でのサイドストーリー(補完)を描こうとした 実力ある作家陣による正統派SS
作者は書きながら楽しみ、読み手は読んで楽しむ。書き手の楽しみと、読み手の楽しみ。
両者を兼ね備えた 珠玉の一作と言えるかもしれません。作品への「愛」が伝わってきました(笑
買って損はなかった。そう思わせてくれる一冊でした。
さて、ネタバレを含むかもしれませんので、詳しい感想は下に閉じておきます ↓
維如星 著 「レイン・ダンサーズのプリマドンナ
≪la prima donna dei ballerini della pioggia≫ integrated edition」
誰が、故郷を想わざる(ホーム・ゴーイングホーム)
という一節から始まる短編。その文言の通り 故郷をテーマに据えた お話
オルタ世界だとありふれている、その部分にスポットライト当てた一作。
「EF-2000 タイフーン 」 (台風) の導入を担う雨乞い部隊(レイン・ダンサーズ)
その衛士であるモニカ・ジアコーザ中尉は何を思い、何を感じながら 戦場に赴くのか
余談ですが、イタリア人でジアコーザと言えば、TEのあの人と何か関係があるのでしょうか……
内田弘樹 著 「きっと忘れない forget me not」
舞台は原作でお馴染み「甲21号作戦」。そこに挑むヒロインは、かのウィスキー部隊に
組み込まれた「寄せ集め旅団」独立混成第三〇三戦術機甲旅団所属の撃震衛士
お互いの恋人を、親友を佐渡島で「失った」という結果から逃げるため、
心の一部を壊しながらも身体を重ね続けた男女の一連の成長を描いた作品
DDD 著 「瓦礫の園を 己が軍靴で walk on a field, walk in boots」
街中の至る所で溢れ腐るBETAの骸。硝煙と血の匂いが漂い、
肉の腐臭が鼻をつく戦場の空気。これが食い荒らされる新潟の景色。
これこそが日本帝国が直面している危機。 そして―― 直江神流が生きる日常
舞台は日本本土防衛戦。明星作戦の前段階にて、機械化歩兵を主役にそえた意欲作
他の二作も他に類を見ないほど素晴らしい出来ですが、これはそれを凌駕するほど面白い。
いや、戦術機(衛士)を話の主軸にすることが多い、オルタSSの中で見れば その意外性、
というか未だ設定が殆ど明かされていない箇所へ挑む心意気は 見事の一言に尽きます。
ちなみに この作者さまは理想郷でも 作品を投稿されています。
一言で言うと、これぞ まさに二次小説!というべきか。とても面白く読ませて頂きました。
原作世界の中でのサイドストーリー(補完)を描こうとした 実力ある作家陣による正統派SS
作者は書きながら楽しみ、読み手は読んで楽しむ。書き手の楽しみと、読み手の楽しみ。
両者を兼ね備えた 珠玉の一作と言えるかもしれません。作品への「愛」が伝わってきました(笑
買って損はなかった。そう思わせてくれる一冊でした。
さて、ネタバレを含むかもしれませんので、詳しい感想は下に閉じておきます ↓
維如星 著 「レイン・ダンサーズのプリマドンナ
≪la prima donna dei ballerini della pioggia≫ integrated edition」
誰が、故郷を想わざる(ホーム・ゴーイングホーム)
という一節から始まる短編。その文言の通り 故郷をテーマに据えた お話
オルタ世界だとありふれている、その部分にスポットライト当てた一作。
「EF-2000 タイフーン 」 (台風) の導入を担う雨乞い部隊(レイン・ダンサーズ)
その衛士であるモニカ・ジアコーザ中尉は何を思い、何を感じながら 戦場に赴くのか
余談ですが、イタリア人でジアコーザと言えば、TEのあの人と何か関係があるのでしょうか……
内田弘樹 著 「きっと忘れない forget me not」
舞台は原作でお馴染み「甲21号作戦」。そこに挑むヒロインは、かのウィスキー部隊に
組み込まれた「寄せ集め旅団」独立混成第三〇三戦術機甲旅団所属の撃震衛士
お互いの恋人を、親友を佐渡島で「失った」という結果から逃げるため、
心の一部を壊しながらも身体を重ね続けた男女の一連の成長を描いた作品
DDD 著 「瓦礫の園を 己が軍靴で walk on a field, walk in boots」
街中の至る所で溢れ腐るBETAの骸。硝煙と血の匂いが漂い、
肉の腐臭が鼻をつく戦場の空気。これが食い荒らされる新潟の景色。
これこそが日本帝国が直面している危機。 そして―― 直江神流が生きる日常
舞台は日本本土防衛戦。明星作戦の前段階にて、機械化歩兵を主役にそえた意欲作
他の二作も他に類を見ないほど素晴らしい出来ですが、これはそれを凌駕するほど面白い。
いや、戦術機(衛士)を話の主軸にすることが多い、オルタSSの中で見れば その意外性、
というか未だ設定が殆ど明かされていない箇所へ挑む心意気は 見事の一言に尽きます。
ちなみに この作者さまは理想郷でも 作品を投稿されています。
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