魔法科高校の劣等生

を読みました(小説家になろうに掲載されている方ですが)
仮に「設定」という項目があれば間違いなく★5以上を付けていました。
個人の感想としては ↓ な感じです。少し好みとはずれていたかも。
文章力 :★★★★★
展開 :★★★☆☆
意外性 :★★★☆☆
総合 :★★★☆☆
連載中 バトル シリアス チート(最強) 萌え
コメント:
『 かつて「超能力」と呼ばれていた先天的に備わる能力が「魔法」という名前で体系化され、
強力な魔法技能師は国の力と見なされていた。西暦2095年、魔法技能師養成のための
国策高等学校の一つ、「国立魔法大学付属第一高校」に、エリートとして将来を約束された
「ブルーム」の妹とその補欠である「ウィード」の兄が入学した時から、波乱の日々の幕が開く 』
元々は作者が「小説家になろう」で連載していた小説である。同サイトで累計3000万PV超え、
累計ランキング一位を達成し、電撃文庫からの書籍化予定が発表された。(Wikipediaより抜粋)
と、言う実績だけあって文章の丁寧さや設定の練りこみ具合はさすが!の一言。
「超能力」「学園」「バトル」と非常にラノベらしいラノベ、王道を往く一作だと思いました。
詳しい感想は 関連togetter を一部引用しながら述べようと思います。
というか、こっちで言いたい事がほとんど言われていたという…。
(b´∀`) > Web小説『魔法科高校の劣等生』マジ面白いです。
一・二章→四章のが感情移入しやすくてオススメ。
( 」゚Д゚)」 > 描写の大半が「魔法や近未来の技術の説明」という「設定資料小説」なので、
小説は読みやすさが、とか、言いながら読むタイプの人にはオススメしないです。
( 」゚Д゚)」 > 考証されすぎのエセ物理魔法設定、中二魔法技のオンパレード……
血縁妹による異常なレベルのブラコン、どれかひっかかる人には全力で勧めます
(b´∀`) > ぼくは適当にスクロールしながら「深雪」「達也」「お兄様」という単語が
目に付いたらその周囲の文章だけ熟読する、なルーズな読み方してました。
(b´∀`) > そんな雑な読み方をしたにもかかわらず、ストーリーの流れはちゃんと理解できる。
魔法科高校は、最低限の流れさえ理解してれば楽しめるっていうのが良い。
(b´∀`) > さらに言えば、魔法科高校の面白さは「二周目のプレイ」にあると言ってもよい。
一周目は主人公兄妹のドラマを読み、二周目は設定やサブキャラの描写を読む。
話の流れは理解できてるので、説明が多くても読みやすいし、世界観や人間関係
そのものはかなり作り込まれているので、設定資料集を読むような面白さがある
(σ・∀・)σ > 主人公と妹キャラ(一途で可愛い)の関係性が超ツボ。
四章まで読んで「マジ面白い」という評価にすっかり変わりました。
学園伝奇ラノベと兄妹属性持ちには是非オススメ。
( ゚д゚) > 設定解説が長い&脇役が多くて話の進みが遅い、という所につまずく。
軽く流しつつ深雪さんのマジやばい部分を拾って読む、くらいで丁度いい。
( ´Д`) > 物語的な目的があるわけではないのに、「読ませる」なーこれ。
冗長さをもう少し減らして、展開を早くすべき気はするが…。
( ゚д゚) > 邪道かもしれないけど「三章飛ばして四章を先に読む」は正直正しいかもしれない
■
正直なところを言えば、僕は頭からさらっと読みたい派なので
設定資料集なイメージを受けた本作は微妙に感じてしまいました。
食べにくい、と言えばいいのか。兄弟のイチャラブは好きでしたが…。
振り返ればキャラの設定上、どうしても物語に勢いが欠けるのと、感情移入しきれていない
サブキャラの方向へ話ががんがん飛んでいく事は読み進める上で大きなネックに感じました。
でも「2週目プレイ」や「章を飛ばして読む」の発想はなかった…。思いついた人すごい…。
リンク: 魔法科高校の劣等生~初年度の部~
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